第10話「50歳、走ると危ない。だから走らないw」

配達の仕事

配達って、とにかく時間との勝負。

……と思っていたのは、最初の頃。

今はちょっと考え方が変わりました。

もちろん早く終わるに越したことはない。

でも、

無理して急ぐほどの価値はない。

例えば車。

前の自分なら、

「ちょっとでも早く着きたい!」

って思っていたかもしれません。

でも、車を飛ばして数分縮めたところで、そんなに大きな時間短縮にはならない。

それより、

事故ったら終わり。

車をぶつけたら修理。

人身事故なんて起こしたら、もっと大変。

数分を稼ぐために、そんなリスクを取る必要はない。

だから自分は、配達中に車を飛ばすようなことはしません。

安全に走って、普通に着けばいい。

そして、配達先に着いてからも危険はあります。

例えば……

ドア。

自分は今までやったことはないんですが、

「ドアに手を挟んだ」

という人、結構いるんですよね。

急いで荷物を持って、

ドアを開けて、

そのまま勢いで閉めて……

「痛っ!!」

これ、普通にありそうです😱

荷物を持っていると、手元も見えにくい。

だから自分は、ドアを扱うときもなるべく急がないようにしています。

そして、雨の日。

これがまた危ない。

濡れた床は普通に滑ります。

ここで、昔のビルメンテナンスの経験が意外なところで役に立っています。

床を見れば、

「これは濡れたら滑るやつ」

「こっちは比較的大丈夫」

というのが、なんとなく分かる🤣

床材って、見た目が似ていても結構違うんですよね。

雨の日に建物へ入ると、

「ここはヤバいな」

っていう床が分かる。

だから、そういう場所では歩き方も変えます。

そして個人的に一番気をつけているのが、

階段。

特に下り。

階段を下りるときは、

絶対に段飛ばししません。

これはもう、自分の中でルール。

上りならまだしも、下りで一気に2段、3段と飛ばすのは危ない。

荷物を持っていることもあるし、

足元が見えにくいこともある。

一段踏み外したら、

「うわっ!」

では済まない可能性があります。

転んでケガをしたら、

その日の配達どころじゃない。

そして自分は個人事業主。

会社員みたいに、

「今日はケガしたので休みます」

では終わらない。

コケたら、その瞬間から1円も稼げなくなる。

これが一番怖い。

だから、

車は無理して飛ばさない。

配達中も走らない。

ドアも急いで扱わない。

雨の日は滑る床を見分ける。

階段は一段ずつ下りる。

一見すると、

「そこまで慎重になる?」

と思うかもしれません🤣

でも、

数秒、数分を急いでケガするくらいなら、普通に歩いた方がいい。

配達の仕事は、一日だけ頑張れば終わりじゃない。

明日も、その次の日もある。

だから50歳になった今は、

「速く動く」より「事故らず終わる」

を優先しています。

昔は、

「頑張って早く終わらせよう!」

だった。

今は、

「無理せず、事故らず、ちゃんと終わらせよう!」

です🤣

50歳。

まだまだ動けます。

でも……

走りません。

階段も飛ばしません。

車も飛ばしません。

だって、

コケたら1円も稼げんけんねw

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