今から4年ほど前。
46歳だった私は、ビルメンテナンスの仕事を辞めて、軽貨物の仕事を始めました。
「脱サラして軽貨物!」
……なんて書くと、何か計画的に独立したみたいですが、そんなカッコいい話ではありません(笑)。
当時の仕事では、上司との考え方の違いにモヤモヤしていました。
「このまま続けていいのかな?」
そんなことを考えていたある日、突然、嫁さんから、
「転職する気ある?」
と聞かれました。
私は即答。
「うん!」
たぶん、嫁さんもそんなに早く返事が返ってくるとは思ってなかったんじゃないでしょうか(笑)。
そして軽貨物の世界へ
軽貨物の仕事を始めることになり、最初は横乗りで研修。
先輩の横に乗って、配達の仕方を教えてもらいます。
自分では、
「よし、ちゃんと覚えた!」
と思っていました。
ところが……
実際に一人でやってみると、全然できない(笑)
荷物は150個くらいある。
朝6時から配り始めて、夜22時まで走り続ける。
それなのに……
70個くらいしか配れない。
今考えると、よくやってたなと思います(笑)。
応援に来てもらって、さらに申し訳なくなる
当然、自分一人では終わりません。
応援に来てもらいました。
ところが、ここでも問題発生。
そもそも自分が荷物をちゃんと把握できていない。
「この荷物どこ?」
「これは?」
となってしまい、応援に来てくれた人にも迷惑をかけてしまいました。
助けてもらっているのに、自分が足を引っ張っている。
これはかなり申し訳なかったです。
配れないなら体力で勝負!
「じゃあ、もっと走ればいい!」
そう思いました。
頭で考えても分からない。
ならば体力勝負だ!
ひたすら走る。
走る。
走る。
……でも、追いつかない(笑)。
今なら分かります。
軽貨物は、単純な体力勝負ではありません。
でも当時の私は、何が難しいのかすら分からなかった。
これが一番きつかったかもしれません。
ところが、2週間後に突然エリア変更
そんな状態で仕事を続けていたら、2週間ほどで別のエリアに移動することになりました。
そして、それから約1ヶ月後。
たまたま、以前のエリアを1日だけ代走することになりました。
そこで自分でも驚くことになります。
以前は150個あっても70個くらいしか配れなかったエリア。
それを……
170個配って、19時半に終了。
「……あれ?」
自分では特に何かを変えたつもりはありません。
でも、知らないうちに配達の仕方を覚えていたんですね。
荷物の積み方。
回る順番。
道の使い方。
不在だったときの動き。
一つ一つは小さなことですが、それが積み重なって、いつの間にか仕事になっていました。
今では300個くらいが限界かな(笑)
あの頃の自分からすると、170個を19時半に終わらせるなんて考えられません。
今では……
300個くらいが限界かな(笑)。
もちろん、荷物の内容やエリアによって全然違います。
「300個配れる=誰でも300個配れる」という話でもありません。
自分の今の感覚での限界です。
軽貨物をやって分かったこと
軽貨物の良いところは、かなりシンプルです。
配完した分だけ稼げる。
頑張って配れば、その分だけ収入につながる。
逆に言えば、
やらない自由もある。
今日は少し抑えよう。
今日は早く終わろう。
休もう。
そういう選択も自分でできます。
もちろん、やらなければ収入も減ります。
自由には責任がセットです。
だから「軽貨物は楽に稼げる仕事」とは思っていません。
むしろ最初の1ヶ月は、
「こんなにできないとは思わなかった……」
という感じでした(笑)。
でも、できなかったことが少しずつできるようになっていく。
気がつけば、最初に70個しか配れなかったエリアを170個配れるようになっていた。
これが、私が46歳で始めた軽貨物のスタートでした。
そして50歳になった今も、まだ軽貨物を続けています。
……さて、次は何を書こうかな。
「軽貨物って、実際いくら稼げるの?」
この辺も、そのうち書いてみようと思います。


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