第6話50歳、軽貨物ドライバーになって分かったこと

配達の仕事

今回は、僕が50歳で軽貨物ドライバーになってから分かったことを書いてみます。

そもそも、僕はずっと軽貨物をやっていたわけではありません。

これまでの仕事を振り返ってみると、

コンビニ店長 → ビルメンテナンス5年 → 何ちゃってパティシエ → ビルメンテナンスに出戻り5年 → 軽貨物

という、なかなか落ち着かない職歴です😂

「もう、いいかな……」

最後にやっていたビルメンテナンスは、定期清掃がメイン。

責任者もしていました。

仕事そのものが嫌いだったわけではありません。

むしろ、段取りを考えて、できるだけ早く綺麗に終わらせるのは結構好きでした。

お客様にも満足してもらえている。

「よし、今日も予定より早く終わった!」

と思っているところに……

クソ上司登場。

「ここがどうだ」

「ここはこうした方がいい」

「ここ、ちゃんと見た?」

……。

いやいやいや。

お客様、満足してますけど?😂

こっちは段取りを考えて、早く綺麗に終わらせようと頑張っている。

それなのに、重箱の隅を突くようなことばかり言われる。

「もう、いいかな……」

だんだん、そう思うようになりました。

しかも夜メインの仕事。

給料も10年間ほとんど上がらない。

「もういいやっ!」

と思っていたところに、ある日、嫁さんから突然、

「転職する気ある?」

と聞かれました。

僕の答えは……

「うん!」

即答です😂

ただ、この時点では次の仕事なんて決まってません。

「転職する!」

とは言ったものの、

「……で、何するん?」

という状態でした。

嫁さんから勧められたのが軽貨物

そんな時に嫁さんから勧められたのが軽貨物でした。

知り合いがそこで仕事をしていたこともあって、

「それならやってみるか」

という感じで始めることになりました。

最初から、

「軽貨物ドライバーになるぞ!」

と熱い決意があったわけではありません😂

でも、やるからにはちゃんとやろう。

そう思って、仕事が始まる前に何日かそのエリアを下見しました。

道を見て、

「ここからこう回ればいいな」

「この辺はこの道を使えばいいな」

と、自分なりに考えていました。

そして思っていました。

「地図さえ覚えれば、いける!」

……この時の自分に言いたい。

そんなに甘くないぞ😂

初日、いきなり洗礼を受ける

横乗り研修もして、

「うん、これならできる!」

と思っていました。

そして、いよいよ一人で仕事をする日。

現場に着いて、荷物を見た瞬間……

「えっ?荷物多くね?」

まだ積み込む前です。

ここからが問題でした。

荷物が多すぎて、

「これ、どうやって積み込むん?」

となりました😂

軽バンいっぱいの荷物。

もちろん、全部積まないと配達できません。

でも、適当に積んだら後で必要な荷物が出てこない。

どこに何を置けばいいのか。

何から積めばいいのか。

そもそも、どう積めば効率がいいのか。

全く分からん。

横乗り研修では配達の仕方を覚えることに一生懸命で、まさか「荷物の積み込み」でこんなに悩むとは思っていませんでした。

「地図さえ覚えればいける!」

と思っていたのに、

地図の前に積み込みで詰みました😂

配達でも詰む

なんとか荷物を積み込んで、ようやく配達開始。

ところが……

今度は配達が進まない。

荷物は減らない。

時間は過ぎる。

「これ、今日終わるんか?」

という状態です。

結局、応援に来てもらうことになりました。

もう、

「ごめんなさい🙇‍♂️」

しかありません。

しかも応援に来てくれる人は、自分のエリアを終わらせてから来てくれている。

本当に申し訳ない。

さらに当時は、配達中にLINEで連絡が来るたびに止まって対応しないといけません。

止まる。

LINEを見る。

対応する。

また配達する。

そしてまたLINE。

……

いや、これ余計に配達できんやん😂

初日は、完全にいっぱいいっぱいでした。

それでも毎日やっていたら……

最初の頃は、本当に余裕がありませんでした。

荷物を積むのも大変。

配達するのも大変。

道もまだ完璧には分からない。

毎日必死です。

でも、人間って不思議なもので、毎日やっていると少しずつ慣れてきます。

荷物の積み方も分かってくる。

道も覚える。

家も覚える。

どの順番で回れば効率がいいかも分かってくる。

そして、いつの間にか、

「今日はこれくらいあるから、○時くらいには終わるな」

と、荷物の量を見て終わる時間まで読めるようになりました。

これが、最初の頃との大きな違いです。

荷物が多い=「無理」ではない

今では、荷物が多すぎる日でも、

「無理やろ!」

とはなりません。

「このままだと遅くなるな」

と分かるからです。

だったら、早めに他の人に振ってもらう。

夜間の荷物を減らす。

その日の状況に合わせて、先に対策する。

つまり、荷物を見てから、

「このまま行ったらどうなるか」

が読めるようになったんです。

最初の頃は、荷物に振り回されていました。

今は、荷物を見て、その日の仕事を組み立てる。

仕事に慣れるって、単純に配達が速くなることじゃないんですよね。

先を読めるようになること。

これが一番大きかったと思います。

軽貨物をやって分かったこと

実際に軽貨物をやってみて、良かったと思うことはいくつかあります。

一番大きいのは、やっぱり自由なこと。

基本的にみんな個人事業主なので、会社員の頃のような上司・部下という関係がありません。

人間関係はかなり楽です。

そして、僕の場合は21時までに終わればいい。

自分で仕事のペースを考えられるし、休むタイミングも自分で決められます。

もちろん、

自由=楽

ではありません。

暑い日は暑い。

荷物が重い日は重い。

車の中も暑い。

それでも、自分で考えて、自分で動いて、自分で終わらせる。

この感覚は、会社員の頃とはかなり違います。

50歳でも、やれば何とかなる

軽貨物を始めた時、50歳から新しい仕事をすることに不安がなかったと言えば嘘になります。

でも、それ以上に、

「もう、あのクソ上司とは仕事したくない😂」

という気持ちが強かったのかもしれません。

そして実際に始めてみたら、最初は全然できませんでした。

積み込みも分からない。

配達も進まない。

応援にも来てもらう。

かなり迷惑をかけました。

それでも毎日やっていたら、今では荷物を見ただけで、その日の仕事がある程度読めるようになりました。

50歳からでも、ちゃんと経験値は増える。

今ならそう思えます。

人間、やってみれば何とかなるもんです。

ただし……

軽貨物を始める前の自分に一言だけ言えるなら、

「地図も大事だけど、その前に荷物の積み方を覚えとけ😂」

ですね(笑)

50歳、軽貨物ドライバー。

最初はポンコツでしたが、毎日やっていれば、それなりに何とかなるもんです。

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