第18話 配達員、実は人を見てます。

配達の仕事

配達をしていると、住所だけを見て荷物を届けているわけではありません。

インターホンを押した直後なんて、実は耳に全集中しています(笑)

「ピンポーン♪」

その瞬間から、

物音はするか?

足音は聞こえるか?

声はするか?

室外機は回っているか?

いろんな音を聞いてます。

これ、毎日やっていると何となく分かってくるんですよね。

ただ、室外機はちょっと微妙です。

ペットがいるお宅は、不在でもエアコンが動いていることがあります。

なので、室外機が回っていても、僕の中では五分五分。

「おっ、いるかな?」

と思ってインターホンを押しても、

イヌが返事するだけで、全然出てこないこともあります(笑)

「ワン!ワン!」

……いや、君じゃないんよ🤣

逆に、ちょっとした物音や足音が聞こえると、

「おるな……」

となります。

子供だけのお宅もあります。

子供の声が聞こえるけど出てこない。

そういう時は、

「親から『知らない人が来ても出るな』って言われてるのかな?」

と思ったりします。

それなら、無理に出なくて大丈夫。

安全第一です。

そして、たまに顔パックをしたまま、恥ずかしそうに出てくるお客様もいます(笑)

「すみません、こんな格好で……」

みたいな感じなんですが、

いやいや、全然気にしてません(笑)

むしろ、

早く出てきてもらった方が、こっちはありがたい。

こっちは荷物を渡して、次のお客様のところへ行きたいだけですから。

……まあ、一度だけ男性のお客様が全裸で出てきたこともありますけど(笑)

僕も男性なので、

「パンツ履いてって待ってるより、早く受け取ってもらった方がいい」

くらいにしか思ってません(笑)

ただ、

「全裸のお客様は、置いといてー!」

って言ってくれればいいのに……とは思いました🤣

まあ、すぐに出てくれたので良いんですけどね(笑)

女性の配達員だったら、また反応は違うのかもしれませんけど。

こうやって毎日たくさんのお客様のところへ行っていると、いろんな場面に遭遇します。

顔パックだったり、寝起きだったり、部屋着だったり。

でも、配達員は意外と気にしてません。

お客様が思っているほど、

「どう見られてるんだろう?」なんて考えなくて大丈夫です(笑)

こっちは荷物を届けることが仕事。

インターホンを押して、

音を聞いて、

「いるかな?」

「今出てくるかな?」

と一瞬判断して、

出てきたら荷物を渡して、

「ありがとうございました!」

そして次のお宅へ。

毎日これの繰り返しです。

だから配達員は、意外と人を見ている。

……いや、

見ているというより、聞いて判断している(笑)

これも毎日配達しているから身についた、ちょっとした職業病なのかもしれません。

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